著者コメント

　SCEから発売された、プレイステーション初のアクションRPGです。ベーマガ初期に活躍された「うる星あんず」氏がソフトハウスを設立したのですが、その1作目がこの『アランドラ』に当たります。ぼくはシナリオを担当しました。
　内容のリクエストなどが一切なかったため、本当に自由にやりました（というか、やりすぎました）。話の大筋は、異星からきた精神寄生体メルザスが人々の信仰を得て神となったものの、信仰心の薄い人間に愛想を尽かし、白い猿の化け物ムルータを使い、人間を滅ぼそうとする、といった感じのものです。見る人によっては、「最後の竜」から派生した話か？と思われそうですが、そのとおりです、すみません。
　ゲーム自体は結構難易度が高いですが、攻略本もありますし、ゲームも安くなっていると思うので、興味のあるかたは遊んでやってください。ちなみに、講談社から出ている本は、攻略情報以外にも、インタビューや設定資料も載っています。お得です。