発行 | 電波新聞社 |
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編著 | スタジオベントスタッフ |
発売日 | 1995年9月13日 |
価格 | 1,437円+税 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 352ページ(カラー128ページ) |
雑誌コード | 18362-10 |
『ストII』『ストIIダッシュ』『スパIIX』各全国大会の優勝者らで構成される強豪プレイヤー集団「ヨガ・ストライクバッカーズ」が、対2P戦攻略を監修。本気で最強を目指す人のための攻略情報が満載されている。1/60秒単位で記されたタイムチャート+詳細なデータに、大量の連続写真をまじえた濃密な技表も圧巻。「ミステリアスファクト」と呼ばれる隠し要素も、すべて紹介している。
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多くのゲームファンがそうであるように、ベントスタッフの面々も『ストII』によって対戦格闘ゲームのおもしろさを教えられました。社員の何人かは入社前、『ストII』の同人誌を作ったりするほど、のめりこんでいたのです。だからこの作品で、『ストリートファイター』という名前を冠したゲームの本をはじめて作ることになったとき、みんないつも以上にノリノリで仕事をしていました。ちなみに、山中直樹と小石朋仁がかつて所属していた『ストII』攻略サークルの名前は「おけやん」。彼らが作った同人誌、通称「おけやん本」をいまでも持っている人がいたら、その本は貴重すぎるので永久保存しておくように!
出現確率1/256というダンの隠し勝利ポーズの撮影に一発で成功。思わぬところで運を使い切ってしまった。
『ストZERO』は使用キャラクターごとにボスが異なり、ストーリーのちがいが際立っているので、どうしても単調になりがちな対CPU戦のパターンチェックもなかなか楽しめました。敵の人数も少なめだからテンポがいいし。あと、ダンのあまりの弱さにびっくりしました。これまで、強すぎて攻略パターンが作れずに困ったことは何度もあったけど、「好きなように倒せ」と書く以外に何を解説すればいいのか困ったのははじめて。
連続技研究委員会を、3日でチェック&執筆。涅槃が見える。マニアをうならせる連続技を3日で作るなんてムチャだってば。
『ストZERO』は、ZEROコンボや空中ガードなど『ストII』シリーズにはない楽しみが味わえて、なかなか新鮮なおもしろさがある。バランス的に、ガイやベガ、豪鬼あたりの性能がもう少し抑えられていたら……とは思うが、この凶悪さがまた楽しかったりもするんだよね。
リュウ&ケンvsベガの隠しモード(当時はドラマチックバトルという呼び名がなかった)のBGMは、アニメ映画「ストII」の主題歌だった。この曲、初回出荷は2万枚だったのが、最終的にダブルミリオン達成したっていうから驚き。藤井フミヤの「TRUE LOVE」と同じくらい売れたらしい。ってことは、ゲーム関連では最大のヒット曲なのか。やるぜ小室哲哉……じゃなくて、t.komuro。“t”は小文字で。これ大事。