発行 | 電波新聞社 |
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編著 | スタジオベントスタッフ |
発売日 | 1993年11月10日 |
価格 | 1,243円+税 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 160ページ(カラー112ページ) |
雑誌コード | 18362-12 |
出版社対抗『ぷよぷよ』大会の優勝&準優勝者が贈る最強攻略本。階段積みなどの基本テクニックから、折り返しや昇龍ぷよといった上級者向けテクニックまで、わかりやすく図解している。開発者インタビュー、用語事典、楽譜集など、攻略以外の要素も充実。巻末には、本書スタッフが出場した大会の戦いを描く小説「バトル・オブ・ぷよぷよ」(山下 章・著)を特別掲載。
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前作「ALL ABOUT 対戦格闘ゲーム」は“広く浅く”な内容だったわけですが、「浅くてはALL ABOUTとは言えないだろう」という反省のもとに、1タイトルを徹底的に突っこんで解析してみたのが本書です。当時ベーマガ編集部&ベントスタッフ内で大流行していた『ぷよぷよ』を、大出綾太がメインライターとなって、とことん掘り下げてみました。僕も巻末の書き下ろし小説「バトル・オブ・ぷよぷよ」を執筆したのですが、短い期間で原稿用紙100枚ちょっとを仕上げるのに四苦八苦。ベーマガライターズが編集部対抗ぷよぷよ大会で優勝する過程をノンフィクションで(?)アツく描いてみたので、まだ読んでないかたは、ぜひご一読を! えっ、ベーマガで連載が中断したままの「バトル・オブ・ストII」はどうなったのかって? それは、またいつの日か……(ホントか?)。
作るからには最強の本を、ということで、階段積みすら一般的でなかった時期に折り返しや自由落下時間の解説をするという、ハイブローな攻略本になってしまった。あまつさえ、「昇龍ぷよ」なんていう使いどころがきわめて少ないテクニックまで掲載する始末。それらが好評だったってんだから、世の中わからねぇもんだ(なんで落語風?)。何はともあれ、ぷよらーのバイブルになってくれて良かった良かった。
敵キャラクターのキャッチコピーを書くさい、よさげな言葉が浮かばなかった自分は、すべてをダジャレにするという突破口を見いだしました。でも、ダジャレで統一することのほうが大変だった……。