発行 | チュンソフト |
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著 | スタジオベントスタッフ |
発売日 | 2005年11月17日 |
価格 | 1,000円+税 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 272ページ(オールカラー) |
書籍コード | ISBN4-924978-48-5 |
エンディングにたどり着くまでに必要な要素をすべて詰めこんだ、『ポケモン不思議のダンジョン』の入門書の決定版。エンディング前の全23ダンジョンの攻略法をはじめ、操作方法やダンジョンのシステムなどもくわしく解説しており、『ポケモン』シリーズや『不思議のダンジョン』シリーズの初心者にもわかりやすい内容になっている。「お役立ちデータ集」では、エンディング前に仲間にできたりダンジョンで出会えたりするポケモンを完全に網羅。また、わざの威力や効果、どうぐの詳細な解説なども掲載している。
(C) 2005 Pokemon.
(C) 1995-2005 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
(C) 1993-2005 CHUNSOFT.
チュンソフトの出版部長・中西氏から、はじめてこのゲームのタイトルを聞いたときにはシビれました。あの『ポケモン』と『不思議のダンジョン』が夢のコラボレーション! 日常化する「合併」や「共同開発」に感覚がマヒしつつある世の中において、このようなインパクトのある組み合わせが存在しようとは……などと思っているうちに攻略本の仕事のオファーがきて、いつの間にか3冊も作ることになっていました(笑)。ベントスタッフの攻略本史上、もっとも低年齢に読まれるであろう本だったので、そのあたりに気を使いながらも、従来の『不思議のダンジョン』ファンにも納得してもらえるような作りを目指しています。この本を手にしている小学生を近所で見かけたときは、うれしかったですね。
本の制作がスタートしたころ、ゲーム開始時の質問を何回やり直しても毎回かならずミズゴロウになって、少々うんざりしていた。が、インタビューのために株式会社ポケモンを訪問したときのこと。通されたピカチュウの部屋(ひとつひとつの会議室に、ポケモンの名前がついているのだ)に入って室内を見まわしてみると、大きなホワイトボードの片隅に、杉森 健さん直筆のミズゴロウのイラストが……。主人公がミズゴロウになったことが、なんだかちょっとうれしく思えた瞬間だった(そんな大げさな)。ちなみに、パートナーは毎回ヒノアラシを選んでいた。ヒノアラシかわいいよヒノアラシ。
スターターガイドの章を半分ほど担当しました。ポップなデザインにしたり随所にイラストを載せたりと、『ポケモン』らしさが出るような構成にしてみました。また、せっかくのコラボ作品なので、スターターガイドのどこかにチュンソフトに関するネタを仕込んでいます。せんりがん状態になって探してみてください。
このゲームが発表されたのは夏。おりしもJR東日本の「ポケモン・スタンプラリー」が開催されているころでした。せっかくだから記念に参加しとけばよかった……と思ったのですが、スタンプ台の前の小さなお友だちの行列に大きなお友だちが混ざる図を想像するとかなりヤな感じなので、やらなくてよかったです。
食べられそうにないものが大好物だったり、とんでもないものが思い出の品だったり……そういったすごい救助依頼を見つけたら、引き受けるだけで解決せずに見て楽しんでました。ごめんなさい。
本作は、ダンジョンを探索するおもしろさやポケモンを仲間にする楽しさに隠れてしまいがちですが、ストーリーも感動的です。このゲームをプレイした純粋な子どもたちは、きっと友だちを大切にする、優しい大人になることでしょう。
この本を作るために『ポケモン』シリーズの本を読んで勉強したところ、全種類の名前がスラスラ言えるほどのポケモン博士に! というのはウソですが、ポケモン名でしりとりを楽しめるくらいにはなりました。それでは、しりとりスタート。アチャモ→モ、モ、モ……モ?
『ポケモン』シリーズも『不思議のダンジョン』シリーズもそこそこ遊び慣れていたので、わりとすんなりこのゲームの世界に入っていくことができました。ゲームを頭から何度もプレイしていくさなか、主人公にはいろいろなポケモンを試していったのですが、パートナーはつねにチコリータのまま。強いからとかではなく、そこに愛があったからです。はい。
今回の最初の仕事は、全ポケモンのドット絵を掲載用のデータに加工することでした。正面向きはもちろん、背面、側面、斜め向き、とひたすらポケモンの切り抜きや撮影をする毎日。数が数だけにとてもとても大変でした。
どうぐリストを担当しました。きんのキバ、サニーゴのトゲ、サボネアのハリは、通信でのみ入手可能なコレクターズアイテムです。特別な効果はありませんが、集めておくといいでしょう。
石原氏と中村氏のスペシャル対談を見学させていただくため、株式会社ポケモンへ行ってきました。なかはいたるところにポケモングッズが置かれていて、部屋の名前もポケモンなんですよ。対談が行なわれたピカチュウ部屋には、おっきくて触り心地の良いピカチュウのぬいぐるみがあり、ピカチュウ好きな私はすごく気に入ってしまったんです。ふと、ぬいぐるみの足元に目をやると5000ポケと書かれたタグが。……残念、円しか持ち合わせていなかったため、あのおっきなピカチュウをお買い上げすることはできませんでした。