発行 | カプコン |
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発売 | エンターブレイン |
著 | スタジオベントスタッフ |
発売日 | 2002年12月27日 |
価格 | 1,300円+税 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 304ページ(オールカラー) |
書籍コード | ISBN4-7577-1298-7 |
操作方法やモンスターデータなどの基本的な内容から、上級者向けコーナーとしてエクストラゲーム『リーチハンター』やナイフクリアについても網羅した、ゼイタクな一冊。シナリオ攻略は、新システム「パートナーザッピング」の解説を組みこみながらも、従来の解体真書の見やすさ、わかりやすさを残したものになっている。物語の全貌をまとめ、これまでの『バイオ』シリーズとの関係を明らかにした「物語としての『biohazard 0』」も必読。
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本書の制作進行中は、「トルネコの大冒険3 公式パーフェクトガイド 上巻」「トルネコの大冒険3 公式パーフェクトガイド 下巻」「キングダム ハーツ ULTIMANIA 増補改訂版」の作業が重なり、書籍制作でありながら、年末進行の気分をたっぷりすぎるほど味わうことができました。この年の11~12月中旬にベントスタッフが制作した本の総ページ数は、合計1648ページ……。ソフトハウスのみなさん、ソフトの発売は年末や春に集中させずに、ほどよくバラけさせましょうよ(身勝手)。
モンスターの解説はかなり知識を振りしぼり、また原型となった生物の生態を調べて何とか現実に“ありそうな”設定を補完してみた。チェックが入らずに本になったテキストは、まあこういう考えでいいということだろうか。オープニングとエンディングのイメージストーリーはかつてないほどに、物語の流れを整理する段階で苦悩したように思う。さすがに1作目の設定を絡めるのは無理だった……。
調査用のプレイデータを作るとき、かならずレベッカをレザー服に変更。そのデータで何度も何度もプレイしました。すげえ楽しかったです。
ゲームキューブ版『バイオハザード』では、1枚のメモリーカードに5個しかデータをセーブできませんでしたが、『バイオ0』では6個に増加。おかげで、使用したメモリーカードは16枚ですみました。
ラーカー個人的最強説。ラーカー出現→即死攻撃→死、の3段コンボは『バイオ0』で一番恐ろしかった。そんなステキな敵だが、特定の場面以外ではめったに出現しないのが残念。
パートナーザッピングをはじめ、さまざまな新システムが採用されている本作は、まさに『バイオ』シリーズの新境地を切り開いた作品と言えます。私はほぼすべての『バイオ』シリーズをプレイしていますが、それでも本作をはじめてプレイしたときは、ただただ驚かされることばかりでした。
今回の『バイオ』は軽快に動くモンスターが多く、制限時間付きのボスまでいるんでナイフクリアなんてムリだと思ったのですが……。まぁ、なんとかなるモンですね。腕に自信のあるかたは挑戦してみてください。ちなみに、ラスボスはインフェクティッドバットです(笑)。
「ベッキー(※1)最高ですぅ!」……いやはや、「バイオハザード 解体真書」のコメントに引きつづき、また興奮してしまいました。それにしてもベッキーのモデリングはホントにイイですね。とくに隠しコスチュームが! とくにスラリと伸びた生足が! とくにレザーパンツからチラリと見える腰骨が! とくに……(編注:この先、延々とつづくため、以降はカットさせていただきました)。
※1……『バイオハザード 0』の主人公、レベッカ・チェンバースの渡辺的ニックネーム。社内でも、ひとりでこう呼んでおりました
このときはテンションがかなり低くて、周囲(おもに山下さん)に迷惑をかけてしまった記憶があります。かわいいレベッカのいろいろな素材がそろっていたのに、誌面の構成がなかなか決まらなくて。でもいったん決まると、わりとノっていたりもしたような。撮影は白川さんにお願いしたのですが、そこで彼が「レベッカベストショット」と仮題した会心のカワイイ写真は、結局使わなかったのでした。ゴメンね白川さん。ちなみにそれは、序盤の列車の上でケーブルをつなぐムービーでのアップの顔です。