発行 | 電波新聞社 |
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編著 | スタジオベントスタッフ |
発売日 | 1997年7月31日 |
価格 | 1,600円+税 |
判型 | A5判 |
ページ数 | 416ページ(カラー192ページ) |
書籍コード | ISBN4-88554-474-2 |
『ヴァンパイア セイヴァー』のすべてがわかる一冊。対2P戦攻略には『セイヴァー』の全国大会チャンピオンがゲストとして参加。「MATERIAL」のページでは、技名の和訳やリリスのEX必殺技「グルーミーパペットショウ」の研究、開発スタッフからのメッセージ、設定ストーリーといった、ファンのためのコアな情報を満載している。
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モリガンとリリスのいかにも……なイラストを表紙用に描き下ろしてもらえたので、オビのコピーはそれに合わせて「魔界震撼の露出度」と、ちょっと狙ってみました。さらに、彼女たちの服がオビの下に隠れて、あたかも何も身につけていないように見える位置にイラストを配置。いったいどれくらいの人が、思わずオビをズラしたことだろう、ふふふ……と、ひとり悦に入っていたところ、ある書店でこの本が成人向け図書売り場に置かれているのを見たときには、ちょっとショックでした。
コンボ成立後の「Yes!」というナレーションがスタッフ内で大人気でした。てゆーか、まだ使われてます。
クライムレイザーの無敵時間がなくなって、スピードを活かして積極的に攻めていくキャラクターへと生まれ変わったガロン。しかし、ショートダッシュも移動技のクイックムーブも操作が難しい! ゲームセンターで対戦中に手がつって席を立ったのは、あとにも先にもこのゲームだけです。
この本では連続技の研究助手を2名招いたのだが(新井君、奥山君、お疲れ)、作成された連続技は、機械の身体を手に入れなければ実践できそうもないものばかりで掲載をためらった。載せたけど。新井君には、つづく『ストZERO3』でも頑張ってもらったが、完成した連続技の難易度は『セイヴァー』を超えていた。ちょっと待て。載せたけど。
基本的に『ストII』信者な自分でも、やってみると結構楽しめたのにはオドロキ。やっぱり食わずぎらいはいけないなあ、と思いつつも『スパIIX』の続編に思いをはせてしまうのは反則?
’97年12月号のベーマガでは「ALL ABOUT ヴァンパイア セイヴァー」追補版として、『セイヴァー2』&『ハンター2』での変更点を紹介しています。もう入手は困難でしょうが、もし友人が過去のベーマガを持っている、あるいは市や区の図書館にバックナンバーが置かれているなどで、見る機会があれば一読してほしいと思います。
ALL ABOUTシリーズの第20号記念ということで、この本の表紙イラストが描かれた扇子が制作された。200個くらいしか作られていないので、幸運にも持っているという人は大切にするのだ。もしこの扇子であおぐときは、痛まないように半分だけ開いてあおぐこと。それでも壊れるのが心配なので、私は開いた扇子を顔の前にかざして頭のほうを振ってますよ。おあとがよろしいようで。